Debian 11 (bullseye) に Trac 1.4 を入れ損ねた件

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ぴろり
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2023/01/21 10:48
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 年末になって自宅サーバが起動しなくなり、各種サービスてんこ盛りだったため放置するわけにもいかず、セットアップしながら年越しました。あけおめことよろ。ちなみにお亡くなりになったサーバは、格安サーバが人気だった頃に衝動買いした hp Proliant ML115 G5 です。きっちり 13 年も働いてくれました。
 Debian 11 (bullseye) にチケット管理に利用している Trac を導入しようとしたところ、バージョン違いでインストールを諦めたというお話。

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  1. Trac は、FastCGI、mod_wsgi、mod_python、CGI として動作させることが可能で、前回導入時の作業メモが残っていたので、同じ mod_wsgi で導入を試みた。
  2. CGI は動作パフォーマンスの点で非推奨とのこと。
  3. 安定板最新の Trac 1.4 は、Python2 を要求するが、bullseye は Python3 だった。Python2 関係のパッケージをインストール。
  4. mod_wsgi の段になって、Apache2 用の WSGI モジュールが、libapache2-mod-wsgi-py3 というパッケージが提供されている。Python3 専用か気になりつつ作業継続。結果、やっぱり Python3 用だった。
  5. パッケージ名が libapache2-mod-python とあるので、替わりに mod_python でやってみようと思い作業継続。結果、こっちも Python3 だった。mod_python から Python2 が使えないかやってみたが、ソースからの全ビルドが必要だったので面倒になってぐんにょり。
  6. まだ uWSGI、FastCGI の方法がありそうだけど、同じようなハマり方しそうなので断念。
  7. Python3 対応の Trac 1.5は開発中。シンプルで気に入っていたんだけどなぁ。
  8. 替わりに Redmine はサクッとセットアップできたのでこちらに注力してみる。
$ sudo apt show libapache2-mod-wsgi-py3
Package: libapache2-mod-wsgi-py3
Version: 4.7.1-3+deb11u1
Depends: apache2-api-20120211, apache2-bin (>= 2.4.16), python3 (>= 3.9), python3 (<< 4), libc6 (>= 2.14), libpython3.9 (>= 3.9.1)

$ sudo apt show libapache2-mod-python
Package: libapache2-mod-python
Version: 3.5.0-1+b1
Depends: apache2-api-20120211, apache2-bin (>= 2.4.16), python3 (<< 3.10), python3 (>= 3.9~), python3:any, libc6 (>= 2.14), libpython3.9 (>= 3.9.0~b4)
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