DIY hack のネタに大活躍の 100 円ショップですが、例えば、モノラルのオーディオ アンプなんてモノまで 100 円で買えてしまうわけです。分解して基盤からオペアンプや電解コンデンサを取り外せば、おそらく部品代だけで元が取れてしまいますし、工作に失敗したところで 100 円ですからね。というわけで、先日もこのオーディオ アンプをバラして工作していたのですが…
ここで、左側から伸びている黒い線がオーディオ入力、右側に出力端子で、上半分が単4×2本の電池ボックスになっていて、赤黒のビニール線で基盤に電源が供給されています。
とりあえず、電池ボックスの金具に、定電圧電源装置のワニ口クリップを繋いで DC3V を供給するか、って思うじゃないですか。赤いビニール線にプラス極、黒いビニール線にマイナス極をサクサクっと接続するじゃないですか。左下のボリュームを回して電源を入れても音が出ないじゃないですか。ボリュームを上げてもウンともスンとも言わないじゃないですか。あれー? 壊れてるのかな? と思うじゃないですか。で、回路基盤を触ったらめちゃくちゃアッツいじゃないですか。定電圧電源装置を見たら 1A くらい流れているじゃないですか。えっ!? と思って、赤いビニール線が接続されている電池ボックスの端子を見るじゃないですか。
電池ボックスと回路基盤のマイナス極が赤いビニール線で結線されている/(^o^)\
…つまり、赤がマイナス極で、黒がプラス極。わざわざ赤と黒でビニール線を色分けしておいて、逆に使ってんじゃねーヨ! と絶叫した罠。恐るべし、MADE IN CHINA。