大学生になってから一人暮しを始め、親元を離れてかれこれ10年以上になります。その間、引越しと部屋探しを何度か繰り返すうちに、部屋探しをする際に重視すべき点や、一見重要に見えて実は意外にどうでもよかったりする点があることに気がつきました。丁度今も部屋探しの最中なので簡単にまとめてみました。
- 家賃
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無い袖は振れないので、収入の3割までを目安に。毎月の支払いの精神的負担がかなり変わってきます。高い物件は自慢度も高いですが、何のために働いているのか判らなくなってきます。
- 最寄駅からの距離
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毎日の出勤や通学で必ずお世話になるので重要です。駅からバスを更に10分乗り継ぐよりも徒歩15分の方が便利です。徒歩20分となると雨の日とか仕事でヘロヘロになって帰る日には厳しいです。
- 台所や風呂の水回り
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湿気の発生源かつ生活の中心になるので要チェック。使い勝手を頭の中でシミュレーションしてみると良いでしょう。
- 壁や床の防音性
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意外に重要。上の階のオーディオコンポや人の歩く音、隣家の電話の声など響くと気になって安眠できません。
- 床面積
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置ける物の数に影響してきますが、縦方向に積み上げる収納で何とか乗り切ることができます。ただし、狭い上に物が多いと部屋全体が雑然として見えます。
- スーパーマーケットからの距離
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人間、楽な方に流れ易いので、スーパーよりもコンビニの方が便利だと食費が諸に高騰します。自炊派の人は要チェックです。
- ベランダや窓の方角
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地下半階の北向きだったりすると湿気でひどいことになります。開放的な西向きは夏に死にます。南向き、東向きならラッキー程度に(※)
- 階数
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高層マンションの高層階はエレベータで数分待たされることがよくあります。
- 交通量が多い道からの距離
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目の前に幹線道路などがあると排気ガスのために洗濯物が外に干せません(マジで)
- 間取り
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案外ナントでもなるのが間取りです。余程変態的な設計でない限りは住む分にはあまり問題になりません。
- 外装の綺麗さ
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雨漏りや水漏れさえなければ全く問題なし。友人を招待する時に少し気になるかも(※)
- 築年数
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雨漏りや水漏れさえなければ全く問題なし。古くてもリフォームされている物件は掘り出し物です(※)
- 周辺の治安
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基本的に日本国内でおとなしくしていれば事件に巻き込まれることは確率的にそうそうありません。
- 隣人
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基本的に賭けです。謎の秘密結社だったり怖いギョーカイの人だったら素直に諦めましょう。最近はあまり隣人と関わることもないと思うので大丈夫かと。
- 電気容量
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サーバやパソコンをぶんぶん回している人は一応確認した方が良いでしょう。古い物件だと20Aなんてものがあったりします。
- 幽霊
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霊感がないのでよくわかりません。
上にあるほど個人的には重要視しています。あくまで個人的な男目線の意見なので、女性からするとかなり反論があると思います。というのも、今の住居を決める際にもそれで妻とケンカになったからです(特に※の項目) 妻の場合は初めて親元を離れて生活をすることもあってか、外での生活に幾らか夢を持っていたからでしょう。その点、男性は現実的ですからねぇ… 「築5年以内の南向き物件がイイ!」「予算内じゃ無理だから」(以下、ループ) それでは、良い引越しを♪
寄せられたコメント (全 1 件中、最新 5 件まで表示しています)
大家も怖がって注意できないとかで、こっちがグタったこともあり引っ越しました。
こればっかりはチェックのしようがないですが。
霊感…というか、「よくわかんないけどしっくりこない」のはやめておいた方がいいですね。
いわゆる勘/直観/直感ってヤツです。
食費に響くという意味ではスーパーに実際に入ってみる、ランニングコスト的なものを考えるのは重要ですね。
家賃は手取りの1/4までに抑えてました。