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MovableType でブログ記事をプレビューした際に生成される一時ファイルは、ブログ記事の優先アーカイブで指定したディレクトリ パス(一般的には、個別アーカイブ ファイルが生成されるパス)に生成されます。プレビューを終えた後、この一時ファイルそのものは削除されるのですが、一時ファイルと一緒に掘られたディレクトリは残ったままになります。ブログ記事の個別アーカイブが最終的にそのまま同じディレクトリ パスに生成されれば良いのですが、何らかの事情で個別アーカイブの書き出し先のディレクトリ パスが変わってしまった場合――例えば、ブログ記事の公開日を元にしてディレクトリ パスを決定していて、編集中に公開日を変更した場合――など、プレビュー時に掘られた空のディレクトリがどんどん残ってしまうことになります。
そこで、プレビュー時に生成される一時ファイルを、常に同じディレクトリ パスに書き出すなど、どこか別の場所を指定できれば良いように思えます。このブログ記事では、プレビュー時に生成される一時ファイルを任意の場所に生成できるように指定する方法を紹介しています。
指定したパターンにマッチした文字列を処理する RegexFor プラグインを利用すると、例えば、ブログ記事内から h* タグを抽出して、目次を自動生成することができます。目的のヘッダにリンクするような目次を生成する場合、アンカー文字列を適切に設定するために、テンプレートにもう一工夫が必要です。このエントリでは、RegexFor プラグインで抽出した目次項目に、リンク可能な目次を生成するためのテンプレートの記述例を解説しています。
Movable Type ユーザーコミュニティであった、本文から目次を生成できないか?という質問がきっかけです。正規表現の global match でマッチした文字列について、テンプレートタグでゴニョゴニョできれば便利かも? と思って作ってみました。
MovableType 標準の検索用スクリプト(mt-search.cgi
)では、検索結果をキャッシュすることで動作速度を向上させていますが、スクリプトが起動してキャッシュ ヒットを調べてしまう時点でパフォーマンスの向上には限界があります。Apache のキャッシュ モジュールなどが使えれば良いのですが、レンタル サーバなどでは制限があったりします。さくらインターネットのレンタル サーバでは、幸い mod_rewrite モジュールの利用が解放されていますので、先日に公開した FileWriter プラグインを利用して、検索結果のうち、タグ検索をより高速にキャッシュ動作するようにしてみました。
先日、立て続けに公開した 2 本の MovableType プラグイン、XMLTransformer と HttpUserAgent を利用して、外部のウェブサービスから RSS などの XML 文書を取得し、これを整形して表示する方法を紹介します。MovableType には、RSS に対応したプラグインが既に幾つかあったりしますが、XMLTransformer では XSLT を利用しているため、RSS フィードに限らず、ありとあらゆる XML 文書に対応できます。
深いネストを持ったリスト(配列)やマッピング(ハッシュ)のデータ構造は、YAML 形式で書き出すと判り易くなります。またその反対に、複雑なデータ構造を YAML 形式で記述しておき、コンピュータに解析させてデータを食わせるという使い方もできます。何れも、深くなりがちなデータの階層構造を、テキストのインデントとして視覚的に捕らえる事ができ、簡単確実に目的の要素を編集することができるメリットがあります。
そこで、MovableType の変数について、この便利な YAML 形式を用いてデータ構造の入出力ができるプラグインを書いてみました。
MovableType 5 では、ブログ記事やウェブページ、テンプレートについて、編集された履歴を保存することができ、変更の履歴を確認したり、過去の時点の内容に復元することができます。これらの機能は主に、複数人のユーザによってブログ記事が管理運用されているような場合には必要かもしれませんが、個人ブログなどではあまり活用されることはないように思います。元来、どちらも更新履歴は内部的、プライベートな側面が強く、表に見える必要はあまりありません。
先日、Linux や MS-DOS コマンドの覚書きを公開しました。これらの記事は、個人的な Wiki のような感じで何か新しいメモがあるごとに追記更新するつもりでいます。ところが、更新がある度に新規ブログ記事をアップするのは大袈裟な気もしますが、いつ、どのような更新がされたのか判らないのも(特に自分が)不便です。そうだ、リビジョン履歴があるじゃないか!
...というわけで、リビジョン履歴の情報を取得できるテンプレートタグを追加する MovableType プラグインを書いてみました。新しいブログ記事ではないものの更新された記事一覧や、個々のブログ記事の更新履歴を表示できるようになります。