公開ステータスをより細かく設定できる MovableType プラグイン:EntrySubStatus

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ぴろり
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2013/07/22 13:08
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  • Photo by Tom Magliery
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 MovableType のブログ記事やウェブページの公開ステータスは、基本的に"公開"、"非公開(下書き)"、"日時指定" の 3 種類です。私の場合、一言に"下書き"と言っても、アイディア メモ レベルのものから、公開を控えた執筆中のもの、書きかけたにも関わらず途中で放棄されたもの、など様々。そこで、もうちょっと細かくステータスを指定できたらなぁ...という思い付きで作ってみたのがこのプラグインです。
 基本的な公開ステータス周りはそのまま触らずに、それらの副ステータスとしてユーザが任意の状態を追加できるようになっています。MovableType 用にワークフローを実現する製品やプラグインが幾つかありますが、そこまで本格的な仕組みが不要な方には、簡易ワークフローのように使うこともできます。

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機能

 正直、カスタム フィールドで事足りる場合もあるでしょうし、CF の方がフィールド数や選択種類も選べるメリットがあるかもしれません。ただ、公開関係のメタデータを管理するつもりで作ったので、公開ステータス関連情報を同じウィジェット内に収めた方が、情報設計的にも好ましいと思ったので。

  • 標準の公開ステータスの階層下に、ユーザが自由に任意のサブ ステータスを作成できます
  • サブ ステータスは既存の公開ステータスに影響しないので、運用上の内部メタデータとして使用できます
  • ブログ記事とウェブページで利用できます
  • サブ ステータスは、ウェブサイト/ブログのプラグイン設定で行えます


Fig.1 スクリーンショット

使い方

  • ウェブサイト/ブログのそれぞれのプラグイン設定で、サブ ステータスを設定します
  • ブログ記事とウェブページでサブ ステータスが選択できるようになります

ダウンロード

インストール

 plugins フォルダに配置してください。データベースがアップグレードされ、MT::Entry テーブルに sub_status フィールドが追加されます。

プラグイン設定

 ウェブサイト/ブログごとにプラグイン設定があります。プラグイン設定では、"公開"、"非公開(下書き)"、"日時指定"の 3 つの公開ステータスについて、それぞれサブ ステータスを記述定義するためのテキストエリアが用意されています。テキストエリア内に、一行に一つずつ、サブ ステータスを表す任意の文字列を記述できます。

  • 行頭、行末の空白文字・タブ文字は無視されます
  • 空行は無視されます
  • 半角セミコロンで始まる行はコメント行として無視されます
  • テキストエリアが空欄の場合、サブ ステータスは定義されず、本来の公開ステータスのみが選択可能です

ライセンス等、いろいろ

  • MTOS5.13、MTOS5.2 で動作確認しています
  • MT(OS)4.x では動作確認していません
  • ライセンスは LGPL とします*1
  • 商用目的または法人利用については 1 つの MovableType につき 1 ライセンスの購入をお願いしております。
    ライセンス料金: ¥1,000 JPY (税込み) 
    一言どうぞ:
  • 商用目的でない個人利用(アフィリエイトを含む)については無償でご利用頂けますが、よろしければ継続開発のためのライセンス購入(任意)をお願いしております。
    お気持ち:  
    一言どうぞ:
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  1. *1 MovableType および MTOS で利用できます。


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