MovableType のブログ記事やウェブページの公開ステータスは、基本的に"公開"、"非公開(下書き)"、"日時指定" の 3 種類です。私の場合、一言に"下書き"と言っても、アイディア メモ レベルのものから、公開を控えた執筆中のもの、書きかけたにも関わらず途中で放棄されたもの、など様々。そこで、もうちょっと細かくステータスを指定できたらなぁ...という思い付きで作ってみたのがこのプラグインです。
基本的な公開ステータス周りはそのまま触らずに、それらの副ステータスとしてユーザが任意の状態を追加できるようになっています。MovableType 用にワークフローを実現する製品やプラグインが幾つかありますが、そこまで本格的な仕組みが不要な方には、簡易ワークフローのように使うこともできます。
正直、カスタム フィールドで事足りる場合もあるでしょうし、CF の方がフィールド数や選択種類も選べるメリットがあるかもしれません。ただ、公開関係のメタデータを管理するつもりで作ったので、公開ステータス関連情報を同じウィジェット内に収めた方が、情報設計的にも好ましいと思ったので。
master
) ... バグ修正や機能追加など開発途中のバージョンです。開発中の新機能などをいち早く利用できますが、新しいバグが生まれていたり、テストが不十分な場合があります。
plugins
フォルダに配置してください。データベースがアップグレードされ、MT::Entry テーブルに sub_status フィールドが追加されます。
ウェブサイト/ブログごとにプラグイン設定があります。プラグイン設定では、"公開"、"非公開(下書き)"、"日時指定"の 3 つの公開ステータスについて、それぞれサブ ステータスを記述定義するためのテキストエリアが用意されています。テキストエリア内に、一行に一つずつ、サブ ステータスを表す任意の文字列を記述できます。