RAM ドライブがなかなか便利な件 ~ 活用編

Posted by
ぴろり
Posted at
2011/01/31 00:07
Trackbacks
関連記事 (0)
Comments
コメント (1)
Post Comment
コメントできます
Category
ソフトウェア カテゴリ
カバーイメージ

 RAM ドライブの導入が済んだので、早速、色々と使ってみることにします(`・ω・´)

この記事を Delicious に追加する   このエントリーをはてなブックマークに追加  

 Windows をシャットダウンすると、ゴミ ファイルを一切残さず綺麗さっぱり消えてくれるので、一時的な作業ファイルやテンポラリ ファイル、キャッシュ ファイルなどを置いておくのに重宝するでしょう。大量の小さなファイルに対して書き込みや変更、削除を繰り返すと、ハードディスクドライブではフラグメンテーションが気になりますが*1、RAM ドライブならば全てメモリ上での出来事なのでそのような心配も無用です。最近ではメモリも十分に安くなってきたので、大きめの RAM ディスクを作っておくと何かと便利に使うことができます。

 以前は大容量ストレージといえば HDD 一択でしたが、今日ではギガ バイト クラスの SSD に加え、今回チャレンジしてみた RAM ドライブにと、かなり選択肢が広がってきました。ファイルの配置をこれらのデバイスに上手く振り分けることで、より快適な PC ライフが過ごせるようになったことに感謝ですね。

OS のテンポラリに設定する

 Windows が作業用に生成するテンポラリ ファイルの保存先を RAM ドライブに設定します。
 コンピュータのプロパティ→[詳細設定]→[環境変数]と進んで*2、システム環境変数の TEMPTMPB:\Temp*3 に変更します。
 例えば、アーカイバが圧縮時に作成する一時ファイルの保存先が RAM ディスク上に載ることで、最後の書き出し以外の処理が完全にオンメモリで動作するようになるので高速化が期待できます。

環境変数でテンポラリ ディレクトリを RAM ドライブ上に指定しても、C:\Windows\Temp を決め撃ちで使い続けるプログラムが幾つかあるようです。

ブラウザのキャッシュを置く

 Internet Explorer、Mozilla Firefox などの Web ブラウザが保存するキャッシュの保存先を RAM ドライブに指定します。ブラウザのキャッシュは、数KBから数十KB の小さなファイルが数多く生成され、またキャッシュの保存期間に応じてファイルが削除されるため、HDD のフラグメンテーションの原因になりやすいです。

Internet Exploer のキャッシュ設定

  • [ツール]→[インターネット オプション]と進み、全般設定タブの[閲覧の履歴]にある設定ボタンをクリック*4
  • インターネット一時ファイルの保存先フォルダを RAM ドライブ上に設定。既に一時ファイルが大量にある場合、これらの一時ファイルを新しいフォルダ上にコピーするっぽいので、結構時間がかかります。
  • 設定が終わったら、RAM ドライブ上の指定したフォルダに Temporary Internet Files という不可視フォルダが作成されていることを確認

Mozilla Firefox のキャッシュ設定

  • ロケーション バーに about:config と入力
  • フィルタに cache と入力
  • フィルタされた設定名から browser.cache.disk.parent_directory を探す
  • 見つからなければ右クリック→[新規作成]→[文字列]と選択
  • 値をダブル クリックし、B:\Temp\Mozilla Firefox などのように RAM ドライブ上のフォルダを指定する
  • Firefox を再起動
  • RAM ドライブの指定したフォルダが作成されていることを確認

Google Chrome のキャッシュ設定

 Google Chrome の場合、アプリケーション側の設定ではキャッシュの保存先を変更することができません。そこで、キャッシュの保存先フォルダ C:\Documents and Settings\UserName\Local Settings\Application Data\GoogleChrome\User Data\Default\Cache をジャンクションなどの機能を用いて RAM ドライブ上のフォルダにマッピングしてやる必要があります。ただ、普段の常用ブラウザでないので今回はパス。

ベンチマーク

 CrystalDiskMark による RAM ドライブのベンチマーク結果です。単純に CPU によるメモリ アクセスの早いか遅いかなので、CPUやチップセットの性能に思いっきり左右されると思います。

CrystalDiskMark によるベンチマーク結果

運用上の注意

 現在、4 GBの物理メモリを積んだ PC を Windows XP で運用していますが、RAM ドライブに 1GB、残りの 3GB を OS で利用するようにしました。特にブラウザなどで大量のタブを一気に開いたときの HDD のアクセス音が全くしなくなりました。普段、Mozilla Firefox をメインに、時々、Internet Explorer を使うような運用では、ブラウザのキャッシュが数百MBを超えることはないようです。
 RAM ドライブの容量がギガ バイト クラスになったとは言え*5、数百GBの容量を持つ HDD と比べると心細いものです。少し重たい作業でメイン メモリを使い切ったり、超巨大なファイルを操作すると、テンポラリ ファイルが一気に RAM ドライブの容量を使い切ってしまったりします。そこで、ドライブ容量のモニタリング ツールを常駐させておくと安心です。キャッシュ ファイルやテンポラリ ファイルが数百メガバイトを超えるなど、RAM ドライブを占めるようになってくるようであれば、事前にクリーンアップしてやるなどの必要があります。そんな時は、もう OS ごと再起動してしまうのも一つの手かもしれませんね。

 それでは RAM ドライブで快適な PC ライフを送ってください。Enjoy!!

この記事を Delicious に追加する   このエントリーをはてなブックマークに追加  

  1. *1 まぁ、気分の問題ですが...気になる人は気になるっぽい
  2. *2 Windows XP の場合
  3. *3 RAM ドライブ上のテンポラリ ファイル用ディレクトリ
  4. *4 Internet Explorer 8 の場合
  5. *5 それでも 10 年前の HDD がすっぽり入ってしまいますが!

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます記事リコメンデーションについて

カバー画像:RAM ドライブがなかなか便利な件 ~ 導入編

関連記事/トラックバック

関連記事/トラックバックはまだありません

この記事にトラックバックを送るには?

寄せられたコメント (全 1 件中、最新 5 件まで表示しています)

Posted by
ぴろり ◆OLEEi.VOX.ぴろり ◆OLEEi.VOX.
at
2011/04/17 18:57
ID
w/5xmLBg
Google Chrome がアップデートする際、Windows のテンポラリに1GB以上のアップデートをダウンロードするためにエラーになります。個別アプリごとに一時ディレクトリを設定できないので、RAM ドライブの容量を更に大きくするか、Windows の一時ディレクトリには指定しない方がベターなこともあるようです。

コメントを投稿する

 
 (必須, 匿名可, 公開, トリップが使えます)
 (必須, 匿名可, 非公開, Gravatar に対応しています)
 (必須)
スパム コメント防止のため「投稿確認」欄に ランダムな数字 CAPTCHAについて を入力してから送信してください。お手数ですがご協力のほど宜しくお願いいたします。