仮想デスクトップソフト Virtual Desktop を使ってみる

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ぴろり
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2008/10/12 17:00
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 様々な仮想デスクトップソフトを試していますが、今回は、Salt 氏が開発された Virtual Desktop を試してみました。今まで紹介した WinDeskWideVirtual Dimension はデスクトップの枚数を増やすタイプでしたが、Virtual Desktop はデスクトップを仮想的に縦や横に広げるタイプのアプリケーションです。

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使用感メモ

  • 現在見えているデスクトップ画面の縦や横に新しいデスクトップ領域が増えるイメージ
  • 最大で縦20個×横20個の仮想デスクトップを作ることができる
  • タスクバーやデスクトップ上のアイコンは移動した先の画面でも共通
  • そのため、タスクバーや Alt+Tab によるアプリケーションの切り替えでは、他の仮想デスクトップ上にある見えないウィンドゥも全て列挙される
  • 思考のマルチタスク化よりも、単純にデスクトップを広げる目的のために使う感じ
  • デスクトップが広がるので、大量のウィンドゥを開いても、それぞれ別のデスクトップ上に移動しておけば邪魔になることがない
  • マルチディスプレイでの使用も意識した作りになっていて、増設したディスプレイにあるウィンドゥも正しく認識してくれる
  • 増設したディスプレイ画面は、隣接する一つの増設されたデスクトップとして認識される
  • つまり、ディスプレイを横にA・Bと並べていて、仮想デスクトップ上で右に一つデスクトップ画面を移動すると、ディスプレイにはデスクトップB・Cが表示される
  • タスクバー上のウィンドゥをクリックすると、そのウィンドゥがある仮想デスクトップに自動的に移動する(設定でオフにもできる)
  • ホットキーを設定することで、目的のデスクトップ画面に一発で移動できる
  • ウィンドゥのキャプション名やクラス名を指定して、特定のアプリケーションを任意の仮想デスクトップに固定できる
  • 別のデスクトップから URL を開くと、既に起動している Firefox 上で URL が開かれる。ウィンドゥが越してくることは無い
  • インストール不要。プログラムをダブルクリックですぐに使える。

 ホットキーで目的のデスクトップ画面に一発で移動できるので、たくさんの書類を一気に開いて作業をするには、ウィンドゥが他のウィンドゥを隠すことがないので便利です。しかし、やはり、別々の作業をマルチタスクで進めるには、アプリケーション切替えの際にたくさんのウィンドゥが現れてしまうので、WinDeskWide や Virtual Dimension のようなタイプの仮想デスクトップソフトの方が私には便利に使えます。
 そもそも、これら両者は想定している使い方が違うので、両者を共存して使うこともできます。試してみたところ、Virtual Desktop でデスクトップ領域の面積を増やし、Virtual Dimension でデスクトップの枚数を増やすことが同時にできました。これはなかなか面白いです。

スクリーンショット

 設定画面のスクリーンショットを掲載しておきます。それぞれ動作や見た目など、細かな部分までカスタマイズできます。

タイマー
仮想画面
ロック
カラー
ホットキー
ホットキー2
固定ウィンドゥ(キャプション)
固定ウィンドゥ(クラス)
スナッピング
半透明化
その他の動作
その他の動作2
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カバー画像:仮想デスクトップ WinDeskWide が激しく便利な件

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