トラックバックスパムを防ぐために、このブログではトラックバック URL に画像による CAPTCHA を設置しています。しかし、ここまで厳重(?)ではないものの、簡易的なCAPTCHA の仕組みでトラックバック URL をスパムから保護する Tips について。
トラックバック URL を指示する際、通常は <MTEntryTrackbackLink>
テンプレートタグを利用すると思いますが、これを一手間かけて以下のように記述します。<$MTEntryTrackbackData$>
テンプレートタグがあると意味がないので、こちらのタグは消しておきましょう。
トラックバック URL:<$MTCGIPath$><$MTTrackbackScript$>/XXXXXX<br /> トラックバックスパム防止のため XXXXXX を <$MTEntryTrackbackID$> に書き換えてからご利用ください。
画像を用いた CAPTCHA にしても、利用者が XXXXXX の部分を書き換える手間はどちらも同じですが、上記の方法であれば、CAPTCHA 画像を生成するプログラムなどを設置せずとも、簡易的な CAPTCHA の効果を期待できます。別途、プログラムなどを設置しなくて済む分だけシステムの構築が簡単です。
ただし、画像を用いた CAPTCHA と異なる点は、何らかの方法で上記のトラックバック URL が漏れてしまった場合に、それ以上にスパムを防ぐ防壁が無いという点で注意が必要になります。画像による CAPTCHA を使用している場合であれば、プログラム内部のキーを変更することで漏れてしまったトラックバック URL を無効にできるという利点があります。
設置のコストとスパム耐性を天秤にかけて上手く使い分けるのが良いでしょう。
この方法はどこかで見たんですが失念