この記事の内容は、時間経過およびプログラムやシステムのバージョン アップなどの事情によって、現状に正しくそぐわない内容、またはそれどころか、場合によっては問題を引き起こす可能性があります。参考程度に留め、関連記事やアーカイブを検索してみてください。
MovableTypeでは記事を編集して一旦保存してしまうと、
記事内容を過去の状態に戻すことができません。
編集して保存はしたものの、やっぱり元に戻したいと思っても不可能でした。
EntryRevisionsプラグインを導入することで、
記事の保存毎にそのバージョンコピーを蓄積することができ、
記事内容をいつでも任意の過去の状態に復元することができます。
最新のソースコードを取得し、MovableTypeの plugins ディレクトリにコピーします。 正しくインストールされていれば、MovableType の [管理画面]-[プラグイン] で EntryRevisions プラグインが表示されます。
公開しているブログ(例えば"My Blog")でバージョンコピーを作成するには、 バージョンコピーを蓄積するためのブログを新しく作る必要があります。 [システム・メニュー]-[ブログ]と進み、新しいブログ(例えば"My Blog Revisions")を新規作成します。 新しく作成されたブログはバージョンコピーを保存するためだけに使われるので、 アーカイブテンプレートやインデックステンプレートは全く必要ありません。 軽快な動作のためにも不要なテンプレート類は削除されることをお勧めします。
バージョンコピーの蓄積に使用するブログを作成したら、
"My Blog"のバージョンコピーを"My Blog Revisions"に蓄積するようプラグインを設定します。
プラグインの設定はブログ毎に行う必要があるため、
メイン・メニューのプラグイン一覧画面ではなく、
各ブログの[設定]-[プラグイン]と進んでプラグインの設定画面を開きます。
[ブログの設定]ドロップダウンリストから、先ほど作成した"My Blog Revisions"を選択します。
その下の[コピーの数]は、最大で幾つのバージョンコピーを保持するかを指定します。
この数を大きくすることで(最大100)、より遠い過去のバージョンコピーまで参照することができますが、
その分バージョンコピーによってデータベースが肥大化するので注意が必要です。
記事を保存すると、プラグインの設定画面で指定した数までバージョンコピーが蓄積されます。
エントリのバージョンコピーを参照するには、エントリの編集画面に新たに追加された[履歴保存]タブを使用します。
このタブでは、このエントリで参照可能なバージョンコピーの一覧が表示されます。
[リビジョン]カラムをクリックすることで、そのバージョンの内容で現在のエントリ内容が置き換えられます。
ただし、この時点ではまだ表示されているだけで、データベースに反映されていないので、
[保存]ボタンを押して保存する必要があります。
master
) ... バグ修正や機能追加など開発途中のバージョンです。開発中の新機能などをいち早く利用できますが、新しいバグが生まれていたり、テストが不十分な場合があります。
寄せられたコメント (全 2 件中、最新 5 件まで表示しています)
MT4に対応していただけると、さらに有益なプラグインになりますね。
対応予定はあるのでしょうか。
すごく楽しみです。
エントリーのバージョン管理ができるプラグインを探していて、
EntryRevisionsが探していたものにぴったりなのですが、Tracのリポジトリへアクセスができません。
日を置いてみたり、違う環境で試したのですが、やはりアクセスできませんでした。
TracのURLが変更されたのでしょうか?