オンラインソフトの発表の場としてのウェブログ

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ぴろり
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2005/08/03 03:31
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 ここ数年、ブーム(?)でウェ(log、以下、)形式のサイトが増えました。 他のを見ているとサイトが多いように感じますが、 気軽に更新できるのメリットを上手に活かせるからなのでしょう。 当サイトも典型的な形式のサイトですが、 コンテンツの一部にオンラインソフトを含む点で、サイトとは少し事情が異なる部分があったりします。
 システムには 配信やなど、様々な便利な機能があり、 オンラインソフトの公開についても、これらの機能を積極的に使いたいと考えています。 このエントリでは、を使ったオンラインソフト公開について、当サイトの手法を交えて紹介しています。
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ウェの特徴、オンラインソフトの特徴

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 ここで、簡単に両者の特徴を挙げておきます。 これは私が勝手にメリットだと思っている部分なので、 信者の教義だとか、オンラインソフトの定義は云々などなど考えていません。 あしからず。

ウェ
パーマというによって、URL はコンテンツの住所として意味を持つ
配信によって、サイトの更新を手軽にいち早く通知できる
思いつきやなど、、作者の主観的な手記など容易に更新できる
オンラインソフト
作者とユーザとの距離が近い
ユーザの声を直接に聞くことができる
バグが早い
機能要望などが通りやすい

 システムを使った典型的なサイトの構造は、右図1のように表現できます。 一日の出来事が一つの記事として存在し、それぞれの記事は基本的に同じ重みを持って扱われます。 関連する記事をカテゴリとして分類したり、以前の記事への補足記事などが書かれることもありますが、 それぞれの記事同士のつながりは全体的に希薄と言えます。
 オンラインソフトを公開する場合、ユーザにとって最も興味があるのは、 最新バージョンのアーカイブそのものであって、 とりあえずして使ってみるというユーザも少なくはないでしょう。 初めてサイトを訪問された一見さんにしてみても、 公開中のソフトは、サイトをアピールする上でも効果的です。 当サイトでは右図2のような構造をとっており、 公開中のソフトの最新版へスムーズにアクセスできるよう考えられています。

オンラインソフトを公開する

 作成したオンラインソフトは通常の記事(†T)として投稿します。 この時、記事のタイトルにはソフト名と、何ができるソフトなのかを確実に含め、 バージョン番号などは含めない方が良い場合があります。 これは、記事一覧などの際に、記事タイトルだけから目的のソフトを探しやすくするためです。 また、バージョン番号を含めない理由は、将来のバージョンアップ毎に記事タイトルが変化することを避けるためです。 記事には機能概要や更新履歴、最新アーカイブのを記述します。

 ここで重要なのは、の隠れた実力の一つであるパーマの存在です。 つまり、一つのソフトAと一つのパーマαが 1:1 に対応していることに大きな意味があります。 パーマαをしておけば、ユーザは常にソフトAの最新バージョンにアクセスできます。 また、第三者にソフトAを紹介する場合も、このパーマα一つを教えるだけで事足ります。

バージョンアップ毎に一つの記事にする

 ほとんどのシステムでは、そのサイト要約を記した を提供しているところがあります。 ユーザは を取得することで、を開かずに、サイトの更新を手軽にいち早く知ることができます。 この を利用することで、オンラインソフトの新規公開やバージョンアップを、 効率的にユーザに知らせることができます。
 多くのシステムでは、記事が追加されたタイミングで を更新するので、 バージョンアップ毎にバージョンアップを一つの記事(†U)として投稿するのが簡単です。 また、記事(†U)には今回のバージョンアップに限った変更点や改善点を詳しく書いておきます。 これにより、ユーザはそのバージョンアップ内容が自分にとって必要なものか、 するまでもなく適切に判断することができます。
 そして、最新版ののために、記事(†U)から記事(†T)へ誘導を行います。 同時に記事(†T)の内容を修正し、最新バージョンが出来るようにしておきます。

欄を活用する

 記事への欄は、ユーザと開発者のコミュニケーションの場として非常に有効です。 フォームから投稿できるは、と比べてお手軽であるため、 多くのユーザからの感想や要望、バグのフィードバックを期待できます。 別途掲示板を用意することも考えられますが、記事とその記事へのが一箇所に集中することは、 性や、管理する側、使う側のメリットからも有効です。 例えば、 には標準で記事の全文機能があるので、これをそのままシステムに使うことできるのも利点です。
 また、先のバージョンアップ記事(†U)には欄を付けない方が好ましい場合があります。 有用なが複数の記事に分散することは、性の面からも不利になります。 バージョンアップの際に、バージョンアップ記事(†U)が記事(†T)への誘導を行うだけに留めるのは、このような理由もあるのです。

 システムには欄を時系列で扱うものが多く、 欄の使用者が増えてくると、複数の話題を追って読むことが難しくなります。 そのため、外部のスレッド形式の掲示板との連携運用を考える価値は十分にあります。

公開中のソフトへのを作成する

 多くのシステムでは、 トップページに最近数件、あるいは最近数日間の最新記事が表示されるようになっています。 トップページを見るだけで、更新を追いかけることができることは便利ですが、 過去の記事は次第に目に届きにくいところに追いやられてしまう欠点があります。 頻繁にバージョンアップを行っている間は兎も角、枯れてしまったソフトを探し出すのは随分と骨が折れます。 特に、エンジンなどから来られたお客様にしてみれば、目当てのソフトに辿り付けないことも考えられます。

 そこで、トップページの見易いところに、オススメ記事などのタイトルで、 公開中のソフト毎にを張っておくことで対応できます。 他にもソフトのインデックスページを別に作成し、こちらへのを張ることも考えられます。 では、これを実現できる便利な "mt-favorite-entries プラグインで「よりぬき NDO::Weblog」" があり、当サイトでもこれを使っています。 オンラインソフトの目次として使う以外に、 良く見えるところに幾つかのエントリへのを置いておくことは、 特に一見さんにサイトの方向性をアピールするためにも有効な方法です。

を活用する

 システムには機構を持ったものが多くあります。 公開したソフトAに対する関連記事なども有用なですから、これを利用しない手はありません。 欄では書ききれないような、貴重な意見のに期待できます。

 また、記事(†T)がを受けられることは重要ですが、 記事(†U)についてもを受けられるようにしても構わないかも知れません。 特に記事(†U)で公開されたバージョンに関する関連記事は、 やはり記事(†U)へされるのが自然だと考えられるからです。 ただし、先の欄でも述べたように、の分散による性の低下は考慮する余地があります。

カテゴリを活用する

  では記事をカテゴリで分類分けすることが出来ます。 公開中のソフト全てを一つのカテゴリにまとめることで、 ソフトのインデックスページとして扱うこともできます。 他にもバージョンアップだけを扱うカテゴリを用意したり、 ソフトのタイトル毎、ソフトのジャンル毎にカテゴリ分けすることも考えられます。 これらはバージョンアップの頻度や、公開中のソフトのタイトル数などによって、 最適なカテゴリ分けは変わってくるでしょう。

 の特徴として、作者の整理され切れていない、 気になるなどを自由なスタイルで気軽にアップできるという点があります。 これらの記事は、自分宛ての備忘録としても有効ですし、 公に公開されることによる第三者による形式知への昇華にも貢献できます。

総括

 バージョンアップを重ねるオンラインソフトは、 あるリリースバージョン毎においては詩作や絵画といった完成された"固体"のようなものですが、 一連のバージョンアップ過程においては、それは常に変化し改善され続ける"流体"のようなものとも謂えます。 そしてサイトとは、完成品としてのオンラインソフトを展示するギャラリーであり、 それと同時に作者の思索やバージョンアップ作業、開発を行うアトリエでもあるわけです。 は、これらの互いに相反する異質なプロセスを融合し、一つの場として実現できる優れたシステムだと言えます。


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