そろそろ年賀状の季節ですね>挨拶
...というわけでプリンタで年賀状を印刷しているんですが、カラー印刷ができない。プリンタの自己診断ではカラー インクがまだ半分以上残っているとの表示にも関わらず全く色が出ません。ヘッド クリーニングも効果なし。半年くらい前にカラー印刷をした後、カラーを全く使っていなかったので、インクでノズルが詰まってしまったようです orz 幸い、ヘッドはインク タンクと同じカートリッジになっているので、交換のついでにダメもとで喝を入れてみました。 ...まぁ、結果ダメだったんですけど。
今回の実験台(?)は、ヒューレット・パッカード HP 136プリントカートリッジ カラーさん。プリンタを購入した時に同梱されていました。 ...ってことは数年前の代物か(;´Д`)
消毒用エタノールをティッシュや脱脂綿に含ませて、ノズル部分をぽんぽんと叩くようにしてみます。こするとノズルが埋まったり、回路を断線したりするので、あくまでソフト タッチで。ノズル周辺の飛び散ったインクなどが結構取れます。拭いた後、ノズル部分にティッシュを数枚あてがい、思いっきり振ります。遠心力でインクを押し出すのこころ。軽度のインク詰りなら、この段階で復活するっぽいです。
結果:ダメ。全く改善されず。
アルコールでは弱いのかも...!? 有機溶剤のシンナーでチャレンジしてみます。ヘッド周辺のプラスチックが少し変色しました(;´Д`)
結果:ダメ。全く改善されず。
そろそろヤケっぱちになってきました。hpプリントカートリッジ・清掃方法の巻を参考に、熱湯にヘッドを浸す方法を試してみます。電子機器に水というのが危ない雰囲気がします。しかし熱湯にヘッドを浸すと、インクがお湯に溶け出しているようです。これは期待!
結果:シアン、マゼンタが少し復活したものの、イエローが不発。印刷がかすれる。3 回繰り返してみたけれどダメ。
精密電子機器を電子レンジにかける時点でいろいろとアレですが、まぁ、もうここまでくると、動いたらラッキーくらいで。ちなみに、カートリッジに駆動回路などの IC が載っていると確実にお釈迦になります。万が一、レンジ内でインクが噴出した場合に備えて、捨ててもよいプラスチック ケースなどに入れ、フタをして電子レンジで 10 秒ほど暖め(?)ます。あまり長い時間やりすぎると、タンク内のインクが沸騰したり、電子回路部分がスパークするなど、爆発しかねないので十分に注意してください。
結果:一瞬イエローが復活したものの、テスト印刷中に再び死亡。印刷は相変わらずかすれる。
カラーインクって結構高額 → カラー印刷はコスト高 → カラー印刷をほんどしない → ノズルが詰まってカートリッジが死亡、という王道パターンはかなり多くの人が経験していると思いますが、今回も当にそんな感じです。そんなパターンに嵌らないためにも、カラー印刷をした後には、ノズルに残ったインクを拭き取っておくのがよさそうです。そういえば本体にヘッドが付いていた先代のプリンタも、カラー ノズルのインク詰りが原因で廃棄したんだっけか。この罠に嵌る人はかなり多いと思うんですが、なんとかなりませんかねぇ(´Д`)y─┛>カラーインク