なぜ「長門は俺の嫁」であって「長門は俺の妻」ではないのか?

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ぴろり
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2010/05/26 21:47
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 長門かわいいよ長門。Google 先生に尋ねてみたところ、「長門は俺の嫁」が約 1,870,000 件、「長門は俺の妻」が約 8,530 件。うーん、日本、病んでるなー(棒読み) しかし、なぜこれほどまでに差があるのでしょうか?

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嫁と妻とのカタストロフ

 一般的な恋愛の順番において、嫁=フィアンセというのは、すでに結婚を約束した間柄であって、恋愛における最高の称号・状態であると言えます。「長門は俺の恋人(参考までに Google 先生に尋ねた結果は 2 件)」ではなく「長門は俺の嫁」というのは、二人は恋愛の過程を一通り無事にクリアし、恋人という段階をまもなく卒業しつつある、そしてその最終段階に至っているということを表しています。ここで、二人はまだ恋愛というステージにあるという点が重要で、f(x)=c/xにおいてlim{x->0}f(x)のような恋愛の極限ボルテージにあることを表しているといえます。二人は未だ恋人同士で最高にキャッキャウフフなわけです。
 しかし、一方、妻というのは嫁から次の自然な変遷と考えられるものの、この時、すでに恋愛は終わっており、また夫婦であることの社会的責任が発生していることを示しています。これはキャッキャウフフなドリーミングワールドの終焉と、扶養義務などといった社会的責任・束縛が生じることであり、社会のドロッパーたるヲタさんにしてみれば非常に心地が悪いのでしょう。

社会的承認の不要と必要

 嫁というステータスを得るには社会法的な承認が不要です。二人の恋愛エネルギーが最高に高まったとき、相手は自然と嫁にクラスチェンジします。重要なのは二人の(二次元キャラ相手の場合は自分だけの)精神状態であるので、「長門は俺の嫁」宣言は長門萌えなら誰もが自由に行うことができます。
 ところが、「長門は俺の妻」宣言をするためには役所によって婚姻届が受理され、社会的に二人はプリキュア夫婦であることが認められる必要がありますが、残念ながら現在の日本では長門と婚姻を結ぶことができません。誰か早く二次元に入れる機械を作ってくれー。 …また、往々にしてヲタさんは社会制度や、その執行窓口である役所などの施設との組み合わせが良くないこともあり、「長門は俺の妻」が少ない一因になっているのかもしれません。

 嫁から妻への長門の変化は紙一重といえども、そこには恐ろしいまでのカタストロフが存在します。妻になってしまった長門によって露(あらわ)にされる現実に目を背け、永遠なる楽園に永住することが「長門は俺の嫁」の正体なのではないでしょうか。むしろ社会的に結婚できない故に「長門は(永遠に)俺の嫁」なのかもしれません。

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