機能

　ルンバ 500 シリーズには、527、537,577 の 3 つのラインナップがあり、機械的な構造はどれも同じで、掃除機の性能としては差はありません。しかし、モデルによって搭載されている機能が異なり、一番廉価な 527 では、移動区間制限とリモコンのみですが、577 では全ての機能が利用可能となっています。

自動充電

清掃終了後、または電池容量が少なくなると、自動的にホームベースに戻って、自ら充電を開始します。毎回、充電器を結線して充電する手間が省けます。

スケジュール設定

一週間分の清掃スケジュールを、曜日単位で設定ができます。大したことなさそうですが、一番重宝する機能です！

移動区間制限

清掃エリアを指定でき、指定した場所以外には立ち入らないようにできます。清掃エリアの指定には、特殊な信号を発する箱を置いておきます。

リモコン

リモコンを使って遠隔操作ができます。多分、あまり使わない。直接持ち運ぶか、スイッチを押したほうが早い。

お部屋ナビ

複数の部屋を順番に自動清掃します。たくさんの部屋がある間取りでは効果があるのかも。

モデル ラインナップ

iRobot Romba 自動掃除機 ルンバ 577 シルバー

自動充電：○
スケジュール設定：○
移動区間制限：○
リモコン：○
お部屋ナビ：○

　お値段は一番高いものの、購入するのであれば迷わずこのモデルをオススメします。というのも、スケジュール機能の有無で、ルンバの恩恵が格段にアップすること間違いなしだからです。タイマーのない下位のモデルでは、基本的に人間が部屋に居るときにしか使えませんが、走行音が大きいので、会社から帰ってきた夜などに使うのは近所迷惑になりかねません。となると、稼動できるのは土日くらい、ということになってしまいます。これは勿体無い。しかし、スケジュール機能があれば、家を空けている昼間にスケジュールを設定しておいて、出勤している間に自動的に掃除を始めて、掃除が終わると自ら充電ベースに戻ってくれるということが可能になります。そして、土日に、ルンバが入り込めなかったところだけ掃除機でホコリを吸い取ってやれば、それだけで部屋はピカピカに保てます。

iRobot Romba 自動掃除機 ルンバ 537 白色

自動充電：○
スケジュール設定：×
移動区間制限：○
リモコン：○
お部屋ナビ：×

　577 からスケジュール機能とお部屋ナビが省かれたモデルです。スケジュールが利用できないので、稼動できるのは部屋に人間が居る時間に限られます。すると、どうしても稼動が土日に限られてしまうので勿体無いです。まぁ、自動充電機能があるので、スタートスイッチを押したら、後は放置しておいてもOK。掃除が完了したら自動的に充電ベースに戻ってくれます。予算の関係で 577 を諦めても、せめてこのモデルを。

iRobot Romba 自動掃除機 ルンバ 527 スティールブルー

自動充電：×
スケジュール設定：×
移動区間制限：○
リモコン：○
お部屋ナビ：×

　基本的な自動清掃の機能のみを搭載したモデルです。スイッチオンで自動的に掃除をしてくれますが、掃除が終わった後の回収作業や充電作業は人間が行います。自動充電の機能があるだけでも随分と恩恵に与れると思うので、予算が許せば上位モデルをオススメします。

いろいろ

• 吸引のモーター音よりも走行音の方がうるさいので、昼間の利用がベターです
• 一見すると走り回っているだけにしか見えないのですが、同じところを何度も往復することで清掃効果を上げています
• 清掃が終わったあとのダストビン(ゴミ溜め)を見ると凄い量のホコリが取れていてビックリします
• 掃除機の入り込めないソファーの下にも侵入してくれるのが嬉しい(･∀･)
• ルンバだけで完全な掃除は無理ですが、普通の掃除機と併用することを前提で考えると凄く頼もしい存在になります。ルンバの入り込めなかった場所だけちょいちょいと掃除機を当てればよいので掃除が本当に楽になりました
• できるだけ広い面積をルンバに自動清掃して貰うためにも、部屋が自然に片付くようになりました