エレベータに乗ったとき、「閉」ボタンを必ず押してしまうというせっかちさんに贈る、人生を3時間以上も得するための方法です。のんびり屋さんはそのままにのんびり生きましょう。
日本の最新技術の粋を集めて作られた東海道新幹線のN700系は、従来の700系に比べて、東京-大阪間を5分間短縮したと言われています。人に言わせれば「たったの5分」ですが、これに一日の平均利用者数36万人を積算すると、実は日本全体で、凄い時間の節約に役立っていることがわかるでしょう。
エレベータに乗ってボタンを押す時に、その順番に注意します。先ず「閉」ボタンを押してから、その後に行先階のボタンを押す、ということです。「閉」ボタンを押すことで、扉が閉まり始めますが、完全に閉まってエレベータが動き出すまでには数秒を要します。この待ち時間の間に、行先階のボタンを押す動作を行えば、処理が並列化され、無駄な時間が省けるというわけです。その時間はおそらく0.5秒程度。
しかし、毎日、会社に出勤し、退勤する度に会社ビルのエレベータに乗る人も多いと思います。それだけで、最低でも年間400回程度もエレベータで昇降しているわけです。他の場所でもエレベータに乗ることを考えると、人生60年程度としても、3万回は固いでしょう。これだけで、人生において4時間10分もの時間を余分に手にすることができるというわけです。
…という記事を30分かけて書いている俺。ぷらいすれす。