データベースに格納できる各カラムごとのサイズ

　参照したソースコードは MovableType 5.01-ja。

　各カラムのサイズは文字数ではなく、バイト数である点に注意が必要です。例えば、文字コードが UTF-8 の場合、半角英数文字は 1 文字＝1 バイトですが、日本語文字の場合は 1 文字＝3 バイトを占めることが多いです。このあたりはデータベースの文字コード設定に関係してきますので、お使いのデータベースを確認してみてください。

カラムのサイズを変更するには？

　おそらく現在で十分な設定値であると思いますが、運用上の問題などでデータサイズを変更したい場合など、以下の手順でカラムのサイズを変更することができます。ただし、この方法ではソースコードを直接書き換えるので、バージョンアップの度に作業が必要になりますので注意してください。

Step 1. データベースカラムの設定値を変更する

　MovableType のソースコードのうち、/lib/MT/HogeHoge.pm をテキスト エディタで開きます。ソースコードの最初の方に、テーブルのスキーマ定義があるので、必要な値に変更してください。

# 変更前：
        'label' => 'string(100) not null',
# 変更後：
        'label' => 'string(255) not null',

Step 2. スキーマ番号をアップグレードする

　ソースコードを修正したことを MovableType に伝えます。

# 変更前：
    ( $VERSION, $SCHEMA_VERSION ) = ( '5.01', '5.0016' );
# 変更後：
    ( $VERSION, $SCHEMA_VERSION ) = ( '5.01', '5.0017' );

Step 3. MovableType をアップグレードする

　MovableType の管理画面を開くとアップグレード ウィザードが実行されます。この時に、データカラムのサイズが変更されます。