標準的なフル キーボードで云うところの、Insert、Home、PageUp キーの上にある Print Screen、Scroll Lock、Pause キーのことです。Print Screen キーはスクリーンショットを撮るときに使うのですが、他のキーって一体… ということで調べてみました。
Windows では、Print Screen キーを押すと現在表示されている画面領域全体がクリップボードにコピーされます。マルチモニタ環境で使っている場合は、モニタの配置に従って全領域がコピーされます*1。Alt+Print Screen で、現在アクティブになっているウィンドゥだけのスクリーンショットを撮ることができます。
結構謎の多いキー。一体、何のスクロールをロックしてくれるのでしょうか。Scroll Lock キーを押してみてもランプは点灯するものの、ブラウザの画面はスクロールできるし… 検索してみたところ、Microsoft Excel でこのキーをオンにすると、カーソルキーでセルが移動する替りにシート全体をスクロールできるとのこと。一方の OpenOffice.org では未対応でした。Windows SDK の API で制御可能なので、対応アプリであれば使えるようですがが、今のところ活用法はあまりないようです。
これも謎の多いキー。一体、何を Pause (一時停止)してくるのか未だにわからないです。どうやら、DOS のコンソール窓などで、スクロールを一時的に止めてくれることがわかりました。[スタート]-[ファイル名を指定して実行]、cmd として コマンドプロンプトを起動し、dir /S とすると、ディレクトリの内容がドバーっと流れますが、この時に Pause キーを押すとスクロールを止めることができます。また何かキーを押すとスクロールが再開されます。
あと、Windows+Pause キーでシステムのプロパティが開くのは初耳。今度使ってみようかな。
…とまぁ、機能的にもいまいちパッとしないキーなのは判りました。他に何か使い方をご存知の方はコメントで教えていただければ幸いです。