World Community Grid は,世界最大規模のグリッド・コンピューティングの仕組みです。普段,あなたが使っているコンピュータがヒマを持て余している時のCPUパワーを貸し出して,AIDSや癌,デング熱の新薬の研究など,世界を良くするための様々な活動の手助けをすることができます。
World Community Grid のメンバー登録ページからメンバー登録を行います。ここで登録したメンバー毎に,どれだけプロジェクトに貢献したかがカウントされる仕組みになっています。ここで登録したメンバー名とパスワードは,クライアントソフトウェアのインストールに必要になるので控えておきましょう。
メンバー登録が完了すると,クライアントソフトウェアのダウンロードが行われます。クライアントソフトウェアのインストールが完了したら,いよいよグリッドに参加することができます!
クライアントソフトウェアはサーバにネットワーク接続して,計算すべきデータを取得します。計算が完了すると,再びネットワーク接続して,その計算結果をサーバに返します。Intel Pentium 4 3.2GHz で一つの計算におおよそ20時間程度かかるようです(プロジェクトによって異なります)
クライアントソフトウェアの設定で重要なのは,稼動するタイミングと計算に割り当てる CPU リソースの量です。クライアントソフトウェアの Preference から設定を行います。具体的には,常時稼動させるか,一定時間,コンピュータが操作されないと稼動するか選ぶことができます。私が普段使っているPCでは,アイドル状態が1分間続くと稼動するようにしていて,5分後にスクリーンセーバが起動し,10分後にモニタの電源が落ちるようにしています。
また24時間稼動のサーバマシンにも導入していて,こちらはCPU負荷70%で常時稼動するように設定されています。マシンの利用状況に合わせて稼動状況は適切に設定してあげましょう。
World Community Grid のホームページから,登録したアカウントでログインすることで,既に自分がどれくらいの貢献をしたかを確認することができます。既に Grid 全体では17万年以上に相当する計算が行われています。PCの電源は入っていても,会議やお昼休みなどで,電源が入ったまま操作されずに放置されている時間というのは案外あるものです。そういう時間を利用して,少しでも世界を良くする活動に参加できるというのは面白いのではないでしょうか。