ぴろりさーん。お届けものでーす(右写真)
電脳御殿さんのレビュー記事を読んで、つい… その値段の安さに惹かれて買ってしまったものの、何に使うかすら決まっていません。どうすんだよ、これ。
しかし 64 ビットのデュアルコア CPU を積んだマシンがメモリやら HDD やら全て込み30,000円ちょっとで買えるとはスゴイ時代になりましたね。
ヒューレット・パッカード HP ProLiant ML115 がキャンペーン中でかなりお買い得。お得感で言えば Athlon 64 が一番だと思いますが、ちょっと頑張ってデュアルコアの Opteron 1210 を選んでみました。
ストレージ類の接続能力を見ると、オンボードに IDE コネクタが 1 本、SATA コネクタが 4 本用意されています。一方のマイクロ ATX サイズのケースには、5.25 インチベイが 2 台、3.5 インチ内蔵ベイが 4 台用意されています。また 370W の電源ユニットからはドライブ用に従来の電源コネクタが 6 本と SATA ドライブ用の電源コネクタが 4 本提供されています。素で拡張性は十分なのですが、コネクタの数も長さも全てが過不足無く必要最低限しか用意されていないため、これを超えての拡張はほぼ物理的に無理ということになります。
マザーボードと CPU を他のケースに移植しようと思って分解を始めたところ、CPU のヒートシンクを固定しているネジがケース側に切られているのがわかりました。ケース+マザーボード+CPU で一蓮托生このまま使ってくださいということのようです。
メモリスロットは全部で 4 本、最大 8GB まで増設できます。拡張スロットは x16 PCI-E×1、x8 PCI-E×1、PCI×2 という構成になります。サウンド機能が無いのと、オンボード VGA がかなり貧相なので、普通のデスクトップ用途で使うにはこれらの拡張が必須となります …となるとこれらで拡張スロットが占有されるのがネック。元々がサーバマシンなので仕方ないといえば当然ですが。
ケース背面に取り付けられたシステムファンの風量がかなりあります。通常運転ではウルサイと感じることはありませんが、フル回転するとまさに爆音です。3.5 インチ内蔵ベイの前面に吸気口があるものの、HDD を 4 台全部スタックした場合には放熱面で少し心配が残るかもしれません。かといって自前でファンを増設するにはケースにハードポイントが極端に少なく、他の独自改造もかなり難しそうです。
付属品として PS/2 マウスと PS/2 キーボードが同梱されていましたが、マウスについてはボールマウスですし、キーボードもかなり安物です。最初はファイルサーバにでも使おうかと思っていたんですが、何だか他用途に使ったほうが幸せな気がしてきました。
キャンペーンは 9/27 までとのこと。お買い得感はかなり高いので、サーバマシンをお探しの方は是非。
寄せられたコメント (全 1 件中、最新 5 件まで表示しています)
・Debian GNU/Linux 4.0 Etch を導入
・手元にあったIntel x86アーキテクチャ向けのインストールCDを導入
・問題なくドライバ類も認識している様子
・AMD マルチコア対応カーネル(kernel-image-2.6-amd64-k8-smp)に変更
・SSH を導入
・ローカルエリアと会社からのアクセス以外を拒否
・公開鍵で認証できるように
・使わないので IPv6 サポートを無効に
・固定IPなのでDHCPクライアントは要らない
・Apache2
・mod_perl
・PHP
・MySQL
・samba
・Subversion
・WindowsマシンにはTortoiseSVN
・Trac
・SSHポートフォワーディングすげぇ!
・ファイヤウォールにはHTTP(80)とSSH(22)に穴を空けるだけでOK