ファイル/プリンタサーバとして運用している
サーバマシンは、
ケースに 3.5"HDD 用のシャドウベイが 1 つもありません。
しかしシャドウベイとして使えそうな空間あたりに運良くネジ穴が 4 本空いているので、
ホームセンターで購入した L 型のアルミアングル材を加工して、
3.5"HDD を 4 台マウントできる金具を製作してみました。
ケースのネジ穴位置とドライブのサイズを測って、ケース内での大まかな位置取りを決めます。
とりあえず詰め込めるだけ詰め込んで、3.5"HDD を 4 台と空冷用の 12cm ファンをすっぽり収めることができそうです。
直角を多用するので L 型のアングル材を使うとして、部材は加工がしやすいアルミ材を考えます。
近くのホームセンターで 30mm×30mm×1.2mm という手頃なアングル材を入手できたので、
これをベースに設計を起こします
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部品図]
HDD 1 台の高さが 25mm あるので、ドライブ間隔は約 5mm となり、ドライブ 4 台で全高が約 120mm。
かなり密集してマウントされていますが、側面に 12cm ファンを取り付ければ冷却の問題も解決するでしょう。
このままですとドライブの後ろ(ケーブル側)が何も固定されないので、
穴あきステー(長さ 96mm)を使用してドライブ同士を固定してやります。
寸法に余裕が無いので、穴位置がズレると金ヤスリのお世話になってしまいます。
おそらくはケース毎にケース固定用穴(φ4)の位置が変わります。
事前にお使いのケースの穴位置を測り、図面を変更してください。
材料:
・30mm×30mm×1.2mm 長さ 1m L 型アルミアングル材 … 1 本 713円
製作時間:
罫書き30分、穴あけ15分、切断15分、組立てと調整30分