クラスライブラリなどを実装する場合、そのクラスで使用する API に応じて対応するリンクライブラリが必須となります。一般的にはプロジェクトの設定項目でライブラリを追加するのですが追加すべきライブラリ名が判らなかったり、追加忘れがあったりします。コンパイラ依存となりますが#pragmaディレクティブを用いてこれを解決することができます。
特定のライブラリを必要とするソースコード中に以下の #pragma 宣言を記述します。
#include <winsock.h>
#include <mmsystem.h>
#pragma comment(lib, "ws2_32.lib")
#pragma comment(lib, "winmm.lib")
void MyFunc ()
{
...
WSAStartup (...);
timeGetTime ();
...
}