ピロリ菌でもわかる放射線防護

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ぴろり
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2011/08/12 22:32
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 福島第一原子力発電所で発生した原子力事故では、多量の放射性物質が環境に放出されました。その後も、各地で放射性物質を含む農産物や海産物、畜産物などがニュースになり、私たちの生活は突然の放射線の脅威に晒されることになりました。
 放射線は熱も臭いも色もないため、気がつかないうちに私たちの身体を長い年月をかけて、確実に蝕んでいきます。放射線から身を守るためには、正しい情報を手に入れ、正しい判断をするための知識が必要です。このシリーズでは、放射線から身を守るための知識について、個人的にいろいろ調べてみたことがまとめてあります。

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結論

 いきなり結論から言っておくと、放射線による健康被害は程度の問題であって、○○シーベルト毎時以上の土地は危ないだとか、○○ベクレルまでのホウレンソウなら食べても大丈夫、という線引きはできないということです。非常に高線量の放射線を短時間で浴びると即死してしまいますが、それ未満では、放射線を多く浴びるとそれだけ健康を害する確率が高くなるらしい、というだけのことなのです。そう、確率の話なんですね。ですので、少量の放射線を浴びただけで不運にもガンを発症してしまう人もいますし、高い放射線を浴びてもラッキーにも健康のまま一生を終える人も居るでしょう。結局のところ、ちょっとくらい確率が高くても気にしないよという人、ちょっとでも確率が高いと気になる人、それぞれ人次第ということになります。そのためにも、飛び交う様々な情報を正しく判断するための知識が重要なわけです。

シリーズの話題(予定)

著者の背景

 このブログの記事内容について正しいかどうかを判断されるのもまた読者の皆さんです。小学生と専門家がそれぞれ「放射線が危ない!」と騒いでいても信憑性が違うと思います。そこで、この記事を書いた人間の知識背景について多少紹介しておきたいと思います。

  • 概要は著者紹介ページを参照
  • 得意分野は高校レベルの物理学、化学
  • 古典と歴史が大嫌いなチャキチャキの理系だけれど生物学も苦手
  • 大学では機械工学、ロボット工学を専攻
  • Wikipedia の原子物理学、放射線学など関係項目の 8 割くらいは意味がわかります
  • 高校時代に原子物理学と宇宙物理学を趣味で勉強した程度

 ...というわけで、放射線の専門家ではないので嘘っぱちを書いている可能性を常に考慮して読んで頂ければ。

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