MovableType 3.35 の修正内容について

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ぴろり
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2007/04/17 21:47
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Movable Type 3.35 日本語版の提供を開始

本日より、Movable Type 3.35日本語版 (以下3.35-ja) の提供を開始いたします。 3.35-jaの主な修正点は、3.34以降に発見されたセキュリティ上の不具合への対策と、インストールの簡略化です。

 前回と同様, 今回も3.34との差分を取ってみましたが,全てのユーザについて緊急を要する修正は無い様子。 に関する修正がアナウンスされていますが, 既存サイトについても一部のを手作業で修正すれば事足りるようです。 スキーマの変更が告知されていますので, の際には念のためのバックアップを忘れずに。

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今回の変更点について

インストール作業の簡略化
 mt-wizard.cgi関係の修正。 ウィザードのお世話になっている人には朗報なのかな?  既に稼動しているサイトでは関係ないようです。
・プでクロスサイトスクリプティングを許す脆弱性
・プ機能で使用されているタグの XSS 脆弱性の修正です。 実際は公式を参照して 該当するを手作業で修正する必要があります。
convert-dbおよびmt-db2sql.cgiで文字化けする可能性
既に稼動しているを移行する際に使用されるスクリプトの修正です。 の移行予定がないなら関係はないですね。
MTDateタグでutc属性を利用すると夏時間の間に不正な日付が出力される
フィードなどでこの属性を使用している場合には時間がずれる可能性があります。 日本の場合,夏時間とはあまり縁が無いのでこれも関係ないっぽいです。
の名前カラムのサイズを拡張
名につけられる長さが50バイトから255バイトに増えました。 これも現状で動作しているようなら特に重要なではありません。

ファイルの差分を見る

 3.34 のパッケージとの差分を取った結果は次の通りです。 文中のバージョン番号だけが変更されたファイルはたくさんありますが, 実際の動作に影響する変更はほとんどありません。

mt-wizard.cgi
lib/MT/App/Wizard.pm
lib/MT/App/Bootdtrap
tmpl/wizard/*.tmpl
インストールウィザード関係の修正です。 ブートストラップ部分にディレクトリ変更と環境設定の読み込みが追加されています。
default_templates/comment_preview
画面でのXSS脆弱性の修正としてデフォルトが修正されています。 既存のサイトでは生成されたを夫々,手作業で修正する必要があります。
lib/MT.pm
名欄の許容長さの拡張に伴ってスキーマバージョンが変更されています。 また一部エラーメッセージが正しく翻訳されていなかったバグ修正。
lib/MT/Template.pm
名で使用できる文字列長さが変更(50バイト→255バイト)されました。 現状で問題なく稼動しているサイトであれば必須ではありません。
mt-feed.cgi
tools/convert_db
の文字コードに関するバグ修正。 で使用している文字コードで環境を初期化しています。
index.html
のバージョン表記が修正されています。
php/mt.php
言語ファイルの読み込みにした場合のデフォルト動作が追加されています。 指定された言語ファイルが読み込めなかった場合にはが使用されます。
php/lib/MTDate.php
php/lib/MTView.php
lib/MT/Template/Contextandler.pm
UTC時間表記での夏時間表記についてのバグ修正。 UTCオプションを指定して時刻を表示しているフィードなどで影響の恐れがあるものの, 日本では実質夏時間が使われていないので影響はなさそうです。
lib/MT/L10N
php/lib/l10n_*.php
 de(ドイツ語),es(スペイン語),fr(フランス語),nl(オランダ語)に関するLocalizationでの追加。 ローカライズに関するファイルとエラーメッセージが追加されました。

最後に

 こちらでざっと眺めてみて感じでは以上です。 とりあえず機能をお使いのユーザは早急にの修正が必要になりますが, それ以外の部分ではそれほど緊急と云ったものではないように思えます。 素人調査なので間違っている部分などありましたらご指摘願いますm(_ _)m

 特に今回はそれほどクリティカルな修正は見られませんでした。 最新版が常に最良とは限らないわけで, 必要な時に必要な処置を提案できるMTベンダーであれば理想的ですが, 無駄に作業をして経費を上乗せしたがるMTベンダーにはお気をつけください, ということで。


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