本日付の
京都新聞 地域版に、
高校時代の友人の特集記事がありました。
彼は大学院を修了した後、旧宇宙開発事業団に就職、今はつくば市でロケットエンジンの研究をしています。
今日の新聞を読んだことを mixi 経由でメッセージを送ったところ、ロシアのバイコヌールから返信が来ました(笑)
今度、打ち上げるロケット(冷戦時代の大陸間弾道ミサイルを流用している!)のエンジン部分の試験のため、
一ヶ月ばかしのロシア出張の最中だとか…
高校生だった当時、彼と私は休み時間になると、アインシュタインの特殊相対性理論だの、ホーキングの宇宙論だの、
量子力学だの…物理や宇宙論について激論(?)を交わしていました。
高校生ということもあって、お互いにその内容をほとんど理解できていなかった気がしますが、
理数科クラスとは云え、高校生が宇宙だブラックホールだ騒いでた姿は十分に変な人扱いだったでしょうね。
そして、学校の図書館にあった小松左京の"さよならジュピター"が彼の大のお気に入りで、
何度も何度も借りてきては読んでいた彼の姿を思い出します。
その頃から、彼は宇宙に対する夢や憧れを膨らませ、いつか宇宙に出るとも言っていました。
当時、誰もそんなことを本気にしていませんでしたが、今、彼は当時の夢に向けて着実に歩み続けています。
彼は大人になった今でも夢を追い続ける宇宙少年のままです。
子供の頃の夢を大人になっても追い続けることは簡単なことではありません。
だから夢を諦める大人がいます。それが簡単だからです。
夢を追いかける人を笑う大人がいます。
本当のところ実はその人のことがチョットだけ羨ましいんです。
彼を見ていると、子供の頃の夢が叶えられそうな気がします。
こんな素晴らしい友人を私は誇らしく思います。
そして自分も彼に負けないように頑張らねばと思います。
宇宙・海・山そして単車を愛するサイト
…日記のページにはロケット打ち上げ現場だからこその面白い話題が目白押しです。