症状としては、ファイル エクスプローラから JPEG や GIF、PNG などの画像ファイルをダブル クリックして、Windows フォト ビューアで開こうとすると、かなりの確率で次のダイアログ(Fig.1 )を表示して画像が表示されないというもの。"オンラインで解決策を確認して(ｒｙ"オプションは何度か試しましたが全く解決せず。また、"プログラムを終了"オプションを選択すると、同じダイアログがもう一度表示され、再度"プログラムを終了"オプションを選択しないといけません。エクスプローラが落ちたりするわけでもなく、もう一度同じ画像をダブルクリックすると、今度は表示されたりします(´･ω･`)

Fig.1 エラーのダイアログ

　ネット情報を当たってみると、特に Intel のグラフィック ドライバを更新すると改善されるとの情報がある模様です。ただし、自分の環境は GeForce 8600 GT で、オンボード グラフィクを搭載しておらず、念のため nVidia GeForce ドライバを更新してみるも改善されませんでした。

• Windowsフォトビューア「COM Surrogate は動作を停止しました」 | DEAMON-ダイモンのブログ-
• Windows フォトビューアー問題解決「COM Surrogate は動作を停止しました」 - 「はっは」の絵日記
• COM Surrogateは動作を停止しました: たまちゃんのこんぴゅーた・わーるど

　次に、「COM Surrogate は動作を停止しました」の解消方法の対処方法2で紹介されていた dllhost.exe を修正する方法を試してみます。ただし、このファイルを普通にコピー＆上書きしようとすると、権限の関係で簡単にはできません。

1. エクスプローラでも可能ですが面倒なのでコマンド プロンプトでガガガっと
2. [スタート]メニュー→[アクセサリ]と進み"コマンド プロンプト"を探す
3. "コマンド プロンプト"を右クリックして"管理者として実行"を選択する

# 問題の dllhost.exe があるディレクトリに移動
cd %windir%\system32
# 所有権を取得し、アクセス権限を変更
takeown /f dllhost.exe
cacls.exe dllhost.exe /G Everyone:F
# バックアップ コピーを作成しておく
copy dllhost.exe dllhost.exe.bak

# 置き換える dllhost.exe があるディレクトリに移動
cd %windir%\SysWOW64
# 所有権を取得し、アクセス権限を変更
takeown /f dllhost.exe
cacls.exe dllhost.exe /G Everyone:F

# 稼働中の dllhost.exe プロセスを強制終了させる
taskkill /im dllhost.exe /f
# dllhost.exe を上書きコピー
copy /y dllhost.exe ..\system32

　以上で dllhost.exe を更新することで、二回表示されていたエラー ダイアログが一回のみ表示されるようになりましたが、残念なことに問題は完治しませんでした。フォト ビューアそのものをなんとかしないとダメなようです。

　最終的には、フリーの画像ビューアを別途インストールし、画像ファイルの関連付けを変更することで逃げました。基本的に画像を閲覧したいだけなので、レタッチ機能などを含まない軽いものがお勧めです。また、キーボードで前後の画像に移動できるものとして、Vieasに落ち着きました。