YAMAHA FZ400 の LED テール ランプの製作に使った部品が余っているので、その勢いでターン シグナル ランプも LED 化してみました。FZ400 の場合、ランプの点滅制御は機械式リレーではなく半導体式のようで*1、LED 化によるハイフラの問題は起こりませんでした。
作成した LED 基板。裏側に接続用のピンヘッダ(Fig.1 -CN)とパスコン(Fig.1 -C)が表面実装(爆)されています。
0.5mm厚のアルミ板を加工して、ランプ ハウジングに基板を固定するための金具を製作します。
ハウジングにパーツを組み合わせたところ。元の部品をそのまま残しているので、万が一の場合にはLED 基板を取り外してバルブを挿し戻せば元通りに機能するようになっています。
上が標準バルブで、下が今回作成した LED ランプの点滅の様子。バルブと比較すると、フェードイン/アウトの様子がはっきり違います。
基本的には LED テール ランプと全く同じで、LED 2 本を直列にした回路を 4 組並列に接続してあります。今回は逆接続時に LED を保護するダイオード(D)を追加してみました。
前回の製作で余った部品なので、レアな部品は使っていません。材料費は、LED 1 組の回路(Fig.1 の点線で囲んだ部分)で概ね 50 円で、その他、ダイオードやコネクタなど合わせても合計 300 円程度です。