長い間、ブログを続けていると、様々な事情で記事内容が古くなってしまっていることがあります。例えば、プログラムのバージョンが変わったりするなどして、その紹介記事が現在のものと則さなくなってしまっているなどの理由です。そんな時にも、シークレット タグを上手く使って、古い記事の管理を簡単にすることができます。
例えば、このサイトでは以前に JavaScript をガシガシ使ったタグ クラウドを使っていました。しかし、今ではそのページはありません。当時、その解説記事を書いたのですが、現在ではそのページの先頭付近には、記事内容が古い旨を伝える警告メッセージが表示されています。
これを簡単に実現するには、記事のタグに @obsolete
と云うタグを登録し、個別アーカイブ テンプレートで以下のように記述します。内容が古くなっている記事を見つけたら、そのタイミングでタグを一つ設定して上書き保存するだけなので、警告メッセージのために毎回同じ HTML を書く必要がありませんし、また、デザインの統一感も損ないません。
<MTEntryIfTagged tag="@obsolete"> <p style="border: solid 1px red; background-color: #fee;"> この記事は時間経過やプログラムのバージョンアップなどの諸々の事情によって、現状に正しくそぐわない内容になっている可能性があります。 </p> <!--@obsolete--></MTEntryIfTagged>