delab さんで MovableType で簡易的な LPO を実現するモジュールが公開されています。面白そうだったのでウチでも取り入れてみるかと思ってソースコードを読んでみたところ「変数 $key
を求めているのに使ってNEEEEE!」と云う衝撃の肩透かしを食らってしまったのでした。そうか肝心の LPO の部分は Tagwire プラグインで関連記事を表示しているのか… 結果的に LPO になっているならいいんだけどさ…
というわけで、そのあたりも少し改善(?)して MovableType プラグインとして作ってみました。ベースは delab さんのコードで、検索エンジン経由のユーザに対して、検索で用いられた検索ワードを用い、サイト内を再検索した結果を表示するといった使い方もできるようにしてみました。
LPO は Landing Page Optimization の接頭語で、検索エンジン経由でサイトを訪問したユーザが最初に見るページを、検索に用いられた検索ワードなどを元にして最適化を行い、ページビューやコンバージョンを向上させるテクニックのことです。同じページでも検索に用いられた検索ワードによって表示する内容を変化させたりするのが一般的です。
例えば Google などで "mixisync" と検索を行い、このサイトへのリンクを踏んでみてください。ページの先頭付近にサイト内を "mixisync" で検索を行った結果が表示されると思います。ページの一番目に付くところに他ページへのナビゲーションを提示することで、そのページだけでなく他のページにもユーザを誘導することを期待しています。
TinyLPO プラグインはつい先日、このサイトにも組み込んでみたばかりなので効果の程はまだ判りません。一ヶ月ほどしたら平均ページビュー数や直帰率の効果測定をしてみたいと思っています。
plugins ディレクトリに放り込むだけで動作します。各種の検索エンジンからのリファラがあった場合、MTIfTinyLPO
内が表示されます。そこで検索に用いられた検索ワードを $MTSearchEngineQuery$
で取得してサイト内検索を行う例です。mt-config.cgi で AltTemplate を使って検索結果ページ用のテンプレートを別途用意しておいてください。
<MTIfTinyLPO> <iframe src="<$MTCGIPath$><$MTSearchScript$>?Template=magicvox-lpo&search=<$MTSearchEngineQuery$>"></iframe> </MTIfTinyLPO>
TinyLPO のダウンロード(バージョン:0.03)
寄せられたコメント (全 8 件中、最新 5 件まで表示しています)
いつもお世話になっております。
MT3.3で、文字コードはEUC-JPで運用しています。
以前、ご指導いただいてRecomendedEntryプラグインを導入している
ブログの部分で使得たらいいな、と考えています。(php化されています)
ただ、文字コードがutf-8でないので使えないでしょうか?
文字コードをutf-8に変換する「MT-I18Nプラグイン」というのが
あるそうですが、これを併用すれば可能でしょう化?
どうかご教示よろしくお願い致します。
さっそく試してみます。
お手数おかけして申し訳ありませんでした。
プラグインを更新後は,全てのブログ記事を再構築してください。
こちらでも確認したところ確かにUTF-8ですね>Yahoo
時間を見て修正版をあげておきます(*゚ω゚)ノ
さっそくやってみたものの、Google では問題ないのですが、Yahoo からの訪問の場合、日本語キーワードだと文字化けしちゃいます。
ですが、同じ EUC-JP の goo からの訪問だと文字化けはされませんでした。
そこで Yahoo のサイトの文字コードを確認したら UTF-8 で、プラグイン中は EUC-JP になってました (●´∀`●)
UTF-8 に変更したら問題解決できました。
以上ご報告まで。