もし個別記事内に他の記事へのリンクを掲示する場合、以下のような記事の一覧が考えられます。

1. 同じカテゴリ内での前後の記事
2. 同じカテゴリ内での新着記事
3. タグやキーワードによって抽出された関連記事
4. この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(リコメンデーション)
5. ブログ全体での前後の記事
6. ブログ全体での新着記事
7. サイトオーナーによる自薦のオススメ記事
8. アクセス数によるランキングなど
9. ランダム抽出

　上記のリストは、記事と記事リストとの関連性が高いと思われる順に私見でリストアップしてみました。
　様々な切口で記事のリンクを掲示することは、PVを増すという点でも有益ではありますが、逆にあまりにページ内のリンクが多くなりすぎると、その数にうんざりしたユーザがサイトを去ってしまう懸念もあります。もしカテゴリアーカイブや日別アーカイブなどが充実しているサイトであれば、記事ページはシンプルにまとめ、そちらのページへユーザを誘導することを考えるのが良いかもしれません。

　ユーザがどういう意図でサイト内を移動するのかを想像し、ユーザが情報を検索するための切口をリンクとして提供することが重要だと思われます。いずれにせよユーザの求めている情報によって適切な記事一覧も異なるので、これだ！という答えはないような気がしないでもありません。

　あと、新着記事を表示することが、ブログがどれくらい活発に更新されているかの指標になる、という意見については賛成するものの、とかく表示するまでもない、というのが私の意見です。と云うのも、もし面白い記事を見付けてブログを購読しようと思った際には、まずトップページに移動してRSSフィードを探すことになると思います。そうすればトップページにはおそらく最近の記事が数件掲示されていると思うので、そこからブログのアクティビティを判断できるのではないでしょうか。feed meter などのブログツールがあれば更にわかりやすいですよね。

　この話題はまだ奥が深そうなのでまたの機会に考えてみようと思います。